Paul Reed Smith Custom24-08 GB
10 Top
前回のPRS選定品に次は一年後?と書いたのですが、結局一年以上掛かってしまいました
(苦笑)。しかも今回は最新の24-08!10トップの美しい木目とゴールドパーツが目を惹きますが、本質はそのトーンとレスポンスこそにあります。ハムバッカーとは思えぬクリアーで鮮明な存在感溢れるトーン、ダイレクトそのものの心地良いレスポンス、前回の選定品から500本以上、やっと辿り着けました。音の9割はネックとボディの鳴りのレベルとマッチングで決まります。ピックアップは通常通り85ー15、ブリッジとネックピックアップそれぞれに独立したコイルタップにより多彩なトーンが得られます。しかしそれも振動系に命を持ってこそのもの。ショップセレクトで5%程度、TIbaraki選定品の要求する100%のシンクロ率を持つ個体は更にその20分の一程度なのです。作ろうと思って作れるものでは無く、全ての条件を満たした上での運、最も全ての条件を
満たすメーカーそのものが限られるのです。高い鳴りのレベルを持つネックとボディが運良くベストの振動特性マッチングで出会った時のみ、このマジックは発現します。一切ロスの無いレスポンスと煌めく倍音に包まれる力強く艷やかなトーン、それは生音の段階でも直ぐにご理解頂けるでしょう。ハムバッカーとはこれ程心地良く煌めくのか?正直コイルタップは不要かも(笑)。艶やかに歌い吠える正に別格と言える一本、如何でしょう?
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