Fender Custom Shop
62 Jazzbass Journeyman Relic 3TSB

ジャズベースのT.Ibaraki選定品が見付からなくなって、どれ程経っただろう？リストに残っている６４やジャコパス等は何時だったのか覚えていない程（苦笑）。でもやはり時間と数があれば、何時かはこう言った別次元の個体に出会えます。今更再認識、フェンダーは偉大なり・・・（笑）。いや、思わずそう呟くレベルにあるのです。何が違うのか？ショップセレクトであっても確率は１０％弱程度、素晴らしいレスポンスと歌うトーンの美しさは楽天市場等のレビューで証明されています。しかし世の中にはもう一つ上の世界があるのです。作ろうと思って作れるものではなく、全ての条件を満たした上での運、だからカスタムショップだからとか、マスタービルダーだからとか、レギュラーじゃダメだとか、そう言った事では無いのです。この前に見付かった個体はレギュラーのアメリカン・ビンテージ・プレベ、マスビルはベースの数が少ない事もありますが、十数年前にJ・イングリッシュやJ・デイビスで数本見付かったのみです。マスビルはここ数年、ギターのショップセレクトすら殆どクリアー出来ません。スペックや価格は一つの指針にしか過ぎず、大した意味は無いのです。真実は何処にあるのか？それはトーンとレスポンス、弾き手とのシンクロ率にのみ存在します。そしてそれを生み出すのは、全ての条件を満たす正しい設計とノウハウ、ネックとボディの理想的マッチングのみなのです。久々に、実に久々にやっとジャズベースに運の女神が微笑んでくれました。もうこうなると次は何時になるのか私にも皆目検討は付きませんが、命を持つ真の一本、如何でしょう？

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