Fender USA Custom Shop
Closet Classic
Old Pine Stratocaster Pro

今年に入り選定品の発見率が確実に上がった様に感じます。去年は何故か1%以下?と言う程の少なさでしたが、最近は毎回の選定でも何とか見付ける事が可能となり、昔に戻りつつある様です。今回はレギュラーラインの率が目茶目茶悪かったのですが(ショップも・・)、何とカスタムショップは大漁(笑)、とは言っても選定品エレキはこれ1本のみでしたが。しかしこうして常に大量の楽器を弾き続けていると、個体差の大きさに改めて驚く事もあります。同じカスタムショップなのに、ここからここまで違う?この違いは・・・やはり運次第なのでしょうね。その最強の運を持つ楽器がT.Ibaraki選定品、本当に同じ様な材で作られているとはとても思えません。ネックを握った段階から既に伝わる感触が違います。私はあまり”鳴り”と言う言葉は使いません。これは色々な誤解を招くからでもあります。生音で大きな音が出れば良いのか?そう言う訳では無いからです。私が開放弦キングと呼ぶダメな楽器もあり、”鳴り”と言うよりは振動系が全てのフレットで(これも重要なポイントです)どれだけ正しく機能しているか・・・が大事です。このストラト・プロも22フレット全てがスイートスポット!そのレスポンスのあまりの気持ち良さに、1日でも弾き続ける事すら出来るでしょう。 樹齢100年のオールドパイン材ボディやクオーターソーン・ネックも、この振動系が正しく機能して初めて意味を成すのです。弾き手の全てが一切のロス無く音に変換され、まるで生き物の様に応えます。ストラトはここまで太く艶やかに歌うものなのか?運の女神が微笑む事で、楽器は違う次元に到達します。生きた楽器とはどう言うものなのか?手にした段階できっとご理解頂けるでしょう。

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