Fender American Vintage
  '75 Jazz Bass

久々の７５ＪＢ選定！私はリアルタイムで７５も売っていましたが、こんな強力な鳴りのベースは当時見付からなかった記憶が・・（笑）。常に言っている事ですが良い楽器はネックとボディの鳴り、そしてそのお互いの特性のマッチングで全て決まります。ネックは手にすっと馴染み、ボディ は体にフィットし、全てが一体となり弾き手に生き物のようにレスポンスを伝えます。弾き手と楽器の間に距離が無くダイレクトな感触、これが常に求めているものです。フィンガリングとタッチは一切のロス無く音に変換され、実に気持ち良く軽やかにトーンは立ち上がります。しかし全てが鏡のように反映される為、それなりの緊張感が楽器から要求されます。良い楽器は素晴らしい友であると共に、教師でもあります。ややドンシャリのアッシュサウンドはエッジの効いたスラップはもちろん、ラインでも抜群の存在感を発揮します。煌びやかな中に太く艶やかな粘りをも持つサスティーンの効いた高域から重量感に溢れながら実に締まった低域まで、多くのコピーものとは次元の違う本来のサウンドを実感して頂けるでしょう。こうした楽器は作ろうと思って出来るものではなく、全ての条件を満たした上で、更に何処からかの（笑）ギフトが必要です。 今回もベースは５０本以上の中から選定品はこれを含め２本のみ、私は運の女神が微笑む・・と表現するのですがね。そしてこれを得られるメーカーは私の知る限り極僅かなのです。そんな生き物のような感触すら感じられる一本、この価格でもお買い得！

\341,250

SOLD